千葉県技術管理課 平成27年度技術力向上研修(設計積算)報告
千葉県技術管理課 平成27年度技術力向上研修(設計積算)報告
先の平成27年10月5日(月)、10月6日(火)の両日、表記の研修会が開催されました。
本研修会は平成23年度から若手への技術継承を目的として毎年行われているものです。対象職員は県土整備部土木技術職員ならびに農林水産部農業土木技術職員となっています。
今回は橋梁がテーマのため例年よりは参加者が少なめでしたが、40人以上が聴講しています。
研修の目的は『 本工事や仮設工の設計・積算・照査に関する技術的な知識や施工計画・現場管理における留意点を習得する。事業を進める上で必要になる地質調査や計画設計、積算、工事実施中の現場管理等に関する基礎知識や留意点を習得する。』
というもので、今年度のテーマは「橋梁」としています。
また、技術管理課では今年度後半に第二弾として道路法面点検の講習と現場研修を予定しており、一般社団法人千葉県地質調査業協会が担当予定です。
なお、研修に先立ち、千葉県県土整備部技術管理課龍崎課長よりごあいさつがありました。年配者の退職による若手への技術継承が重要であり、本研修会の意義について強調されていたのが印象的でした。
龍崎技術管理課長
研修会のプログラムは次の通りです。
10/5(月)午前 「地質調査の基礎知識」
一般社団法人千葉県地質調査業協会担当
10/5(月)午後 「設計の基礎知識及び留意点について」
一般社団法人建設コンサルタンツ協会担当
10/6(火)午前 「会計検査の指摘事例から学ぶ 設計不適切・施工不良の改善策」
一般財団法人経済調査会担当
10/6(火)午後 「施工計画・現場管理の留意点」
一般社団法人日本橋梁建設協会担当
以上です。
二日間にわたる、中身の濃い研修が若手技術者の業務に生かされることと感じました。また、一般社団法人千葉県地質調査業協会としてこういう機会をいただきました龍崎技術管理課長始め関係各位に御礼を申し上げます。
2015/10/5(月) 一般社団法人千葉県地質調査業協会(中村)