一般社団法人 千葉県地質調査業協会

活動報告

ACTIVITY REPORT

山武地区合同研修会報告

山武地区合同研修会報告
「地質調査設計積算講習会」


平成22年8月25日(水)、山武農林振興センター幹事による山武、海匝地区技術者合同研修会が開催されました。


参加者は山武農林振興センター、海匝農林振興センター、山武地域整備センター、東金市、山武市、九十九里町、大網白里町の若手技術者で、(社)千葉県農業土木コンサルタンツ協議会会員を含め、総勢38名が参加しました。


講習に先立ち、山武農林振興センター基盤整備部長・綱 康次郎氏のあいさつがあり、さっそく講習に入ったものです。


綱部長


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 講習は第1部と第2部に別れ、第1部を千葉県地質調査業協会が担当し、全参加者が受講し、第2部の方は農林系技術者を対象に(社)千葉県農業土木コンサルタンツ協議会が講習を行いました。
 
第1部 地質調査の方法と計画(千葉県地質調査業協会担当)


1. 千葉県の地形・地質 (中村)
2. 机上からの地形・地質の推定と活用 (中村)


中生代


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


3. 地質調査で良く用いられる原位置試験 (熱田)
4. 土質定数の決めた方とその利用 (熱田)


グラフ


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


5. 調査目的・土質に応じた一般的な調査方法 (坂本)
6. モデル調査事例による調査の計画 (坂本)


 


模式図


 


 


 


 


 


 


 


 


 


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 短い時間の中で盛りだくさんの内容であった事から、三軸圧縮試験など難解な試験方法については講習終了後に質問が出ておりました。専門的な分野のため、今後の講習においては時間配分などの工夫が必要というご意見もありました。
第2部 ストックマネジメント事業農業水利施設機能診断における要求性能
一般社団法人千葉県農業土木コンサルタンツ協議会 宮田(玉井設計舎)


今後重要なストックマネジメント事業として各種の補修工法などの検証、照査が必要となっており、技術指針を含めた要求性能の明確化と具体的対象工法の照査方法について解説がありました。
今年度中には対象工法の照査方法が整理できるのではないかという見通しです。


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宮田氏


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 以上、熱心な講習風景でありました。
 こういう機会をいただきました関係各位に、深く感謝を申し上げます。特に、山武農林振興センター綱基盤整備部長には全ての段取り・準備をしていただきました。改めまして、御礼を申し上げます



千葉県地質調査業協会、千葉県農業土木コンサルタンツ協議会(中村)


   





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