平成27年度三団体合同講習会 報告
平成27年度三団体合同講習会 報告
先の平成28年3月8日(火)、成田土木事務所大会議室において表記の講習会が開催されました。主催は千葉県成田土木事務所管内土木連絡協議会、千葉県道路協会成田支部、千葉県河川協会成田支部の三団体で、講師は一般社団法人千葉県地質調査業協会が派遣し、中身の濃い講習会となりました。
ちなみに、参加者は成田市、富里市、多古町、成田国際空港(株)、成田土木事務所から若手中堅の技術職員です。
司会の成田土木事務所調整課 主査 岩淵 孝弘 氏
始めに、成田土木事務所調整課課長 加瀬庄治氏から主催者を代表して挨拶があり、こうした講習会の意義、また、講習内容を業務へ反映させていただくよう願う趣旨のお話しがありました。
成田土木事務所調整課 課長 加瀬 庄治 氏
その後講習会に入り、次のような内容です。
1.千葉県の地形・地質
2.机上からの地形地質の推定と活用
講師 一般社団法人千葉県地質調査業協会
技術委員長 中村 雄兒
3.地質調査の基礎
4.土質試験から土質定数を求める
5.軟弱地盤上の盛土の破壊事例
講師 一般社団法人千葉県地質調査業協会
相談役 熱田 和敏
6.失敗事例
1)地質調査失敗例 2)破壊事例 3)横浜マンション事故について 4)先人の知恵に学ぶ(常総市水害について)
講師 一般社団法人千葉県地質調査業協会
技術委員長 中村 雄兒
配付資料なしで、実際に発生した失敗事例を紹介し地質調査の重要性など、設計施工の問題・課題の提示が聴講者の刺激になったようです。
国土地理院;鬼怒川破堤ビデオ
最後に協会を代表して多田会長より御礼の挨拶があり、講習会を終わりました。
年度末にもかかわらず熱心な受講者22名の参加でした。こうした機会をいただき、成田土木事務所加瀬課長、岩淵主査始め、関係各位に協会として篤く御礼を申し上げます。
平成28年3月8日 一般社団法人千葉県地質調査業協会(中村)