一般社団法人 千葉県地質調査業協会

活動報告

ACTIVITY REPORT

平成29年度 専門研修(道路法面点検) 報告

平成29年度 専門研修(道路法面点検) 報告

先の平成30年2月9日(金)、千葉県県土整備部技術管理課主催の専門研修が開催されました。本研修は技術研修であり、座学と現地研修を行うものです。
研修目的は「昨今の道路構造物の老朽化や自然災害の発生状況を踏まえ、道路法面の点検方法や判断基準のポイントを実際の法面を例に学ぶことにより、技術職員として必要な基礎的知識を習得する」事として県土整備部の土木技術職員を対象として実施されたものです。本課、出先事務所から17名のエントリーがありました。

今回の現場は君津土木事務所管内の一般国道465号(君津市西粟倉)を選定しています。
午前中は君津合同庁舎4階、中会議室において「道路法面の危険予知について」と題して一般社団法人千葉県地質調査業協会の高橋高志技術委員会副委員長が講習を担当しています。

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研修風景


研修内容は次の通りです。

・総点検実施要領の概要
・点検実習における点検時のポイント及び留意点について解説する。

一時間半の講義でありました。

 

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  司会の北條副主査

 

事例

 

事例2

 

 
 
午前中の講義の後、バスに同乗して現場研修の一般国道465号君津市西粟倉へ向かいました。こちらの現地研修講師も高橋副委員長が担当しています。
見学区間の法面については君津土木事務所で防災カルテが作成されており、既存資料を参照しながらの現地研修でありました。

【提供】P2090269

研修風景

 

【提供】P2090270

研修風景

 

【提供】P2090272

研修風景

 

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研修区間の法面

 

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研修区間の法面

 

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露頭地山法面

 

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研修風景

現地研修の最後にドローンを使用した点検、観察の実習を行い、専門研修を終了しました。昨年の研修では雨天の悪条件のためドローンを飛ばせませんでしたが、今回ようやく実施することが出来ました。少人数の参加者でしたが、熱心な姿が印象的でした。

なお、こういう機会をいただき一般社団法人千葉県地質調査業協会として、県土整備部技術管理課及び君津土木事務所の関係各位様にあつく御礼を申し上げます。

平成30年2月9日(金)
一般社団法人千葉県地質調査業協会技術委員会(高橋、熱田)

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