平成30年度 地質調査研修(地質調査の方法と計画)報告
公益財団法人 千葉県建設技術センター
平成30年度 地質調査研修(地質調査の方法と計画)報告
先の平成30年7月24日(火)、千葉市文化センター セミナー室(千葉中央ツインビル)において標記の講習会が開催されました。公益財団法人 千葉県建設技術センターが毎年開催している技術研修の一環ですが、例年人気のカリキュラムです。
今回も定員120名が満席となり、やむなく足切りをされたそうです。講習参加者は千葉県、市町村、広域企業団など全県下から若手中堅の技術者でありました。
朝から夕方まで、暑い一日を目一杯使っての講習です。最後には理解度確認テストもあり、受講者には密度の濃い大変な一日であります。
講習は公益財団法人千葉県建設技術センターの和田企画指導課企画指導班長の司会に始まり、各種説明と資料の確認がありました。その後、まず龍崎理事長のごあいさつ、さらに一般社団法人千葉県地質調査業協会・多田会長のあいさつがありました。
この講習を大いに活用し、有意義なものになりますようにとのお話しでした。
また、道路や橋梁など別メニューの講習が多くあるのでそちらも利用いただきたいというものでした。
司会の和田企画指導班長
その後、実際の講習に入り、次のような内容です。一般社団法人千葉県地質調査業協会としては3人の講師を派遣しています。
1.千葉県の地形・地質(チバニアンの紹介も)
2.机上からの地形・地質の推定と活用
以上、中村担当。
3.地質調査の基礎
4.土質定数の求め方
6.地質調査業務の一般的な構成
以上、熱田担当。
熱田講師
5.モデル調査事例による調査の計画(計画から調査数量計上まで)
以上、?橋担当。
猛暑の中、受講者(若手技術者)の皆さんの熱心な聴講姿勢が目に付き、感服した次第です。
近年、技術伝承については多くの組織が課題を有している現状があります。各組織もこうした講習に積極的に技術者を派遣する姿勢を示していると思われます。
若手技術者の皆さんが中堅技術者に成長されることにより、多くの課題も解消されるのではないかと期待を致すものです。
なお、今回の講習に参加された組織は次の通りでありました。
市町村など
我孫子市、市川市、市原市、柏市、鎌ケ谷市、鴨川市、木更津市、君津市、酒々井町、袖ケ浦市、館山市、千葉市、東金市、流山市、習志野市、成田市、船橋市、松戸市、茂原市、八千代市、四街道市、山武郡市広域水道企業団、九十九里地域水道企業団
千葉県
千葉県県土整備部都市計画課、千葉土木事務所、成田土木事務所、香取土木事務所、海匝土木事務所、銚子土木事務所、山武土木事務所、長生土木事務所、夷隅土木事務所、安房土木事務所、君津土木事務所、木更津港湾事務所、亀山・片倉ダム管理事務所、柏区画整理事務所、千葉県農林水産部耕地課、東葛農業事務所、山武農業事務所、安房農業事務所、千葉農業事務所、銚子漁港事務所、千葉県水道局計画課、千葉水道事務所、市川水道事務所松戸分室、施設整備センター、千葉県農林水産部南部林業事務所、北部林業事務所
以上です。
最後に、一般社団法人千葉県地質調査業協会として、こうした講師派遣の機会をいただきました、公益財団法人千葉県建設技術センターの龍崎理事長、田村事業部長、和田班長はじめ関係各位にあつく御礼を申し上げます。
2017/07/25(火) 一般社団法人千葉県地質調査業協会技術委員会(中村)